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ホスファチジルセリン

 ホスファチジルセリン(PS)はリン脂質(分子内にリン酸を含む脂質)という油の一種で、分子内のリン酸にアミノ酸のセリンが結合した構造をしています。動物の細胞はリン脂質で形作られていて、PSはそのうちの10~20%を占めています。脳に多く含まれることから特に脳機能との関連で研究が行われ、1986年には牛の脳由来のPSが老人性認知症に対して有効であることが明らかとなりました。以来、欧米を中心とした多くの臨床試験により高齢者の物忘れや認知症に対する改善効果が示されています。なお、神経細胞間の情報を伝えるアセチルコリンという物質の働きを高めることが、PSの作用機構の1つと考えられています。

 現在では、牛の脳に比べて安価で安全性の高いPSが大豆を原料に製造され、日本国内で実施された臨床試験により高齢者の物忘れに対する有効性が確認されています。
 
   PS.JPG

“ホスファチジルセリン”の関心度

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TITLE Pharmacological Effects of the Phosphatidylserine Enzymatically Synthesized from Soybean Lecithin on Brain Functions
AUTHOR Masashi Sakai, Hideyuki Yamatoya, Satoshi Kudo
JOURNAL Journal of Nutritional Science and Vitaminology Vol.42(1), 47-54, 1996
YEAR 〜1997 CATEGORY 食品/FOOD 
LANGUAGE EN VIEW  
TITLE Soybean-Derived Phosphatidylserine Improves Memory Function of the Elderly Japanese Subjects with Memory Complaints タイトル 大豆由来ホスファチジルセリンは物忘れを訴える高齢者の記憶能力を改善する
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JOURNAL Journal of Clinical Biochemistry and Nutrition Vol.47(3), 246-255, 2010 機関誌
YEAR 2010 CATEGORY 食品/FOOD 
LANGUAGE EN VIEW
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AUTHOR Masashi Sakai, Akito Kato 著者 酒井 正士・加藤 豪人
JOURNAL 機関誌 Anti-aging Science Vol.2(2), 57-61, 2010
YEAR 2010 CATEGORY 食品/FOOD 
LANGUAGE JPN VIEW  
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AUTHOR Satoru Suzuki, Hideyuki Yamatoya, Masashi Sakai, Akito Kataoka, Masayoshi Furushiro, Satoshi Kudo 著者 鈴木 啓・大和矢 秀行・酒井 正士・片岡 豪人・古代 雅義・工藤 聰
JOURNAL The Journal of Nutrition Vol.131, 2951-2956, 2001 機関誌
YEAR 2001 CATEGORY 食品/FOOD 
LANGUAGE EN VIEW
TITLE The Effect of Soybean Derived Phosphatidylserine on the Cognitive Function of the Elderly タイトル 高齢者の認知機能に対する大豆ホスファチジルセリンの効果
AUTHOR Tsuguyoshi Asano*, Akito Kato, Masashi Sakai, Atsushi Tsuji*, Rika Ebina, Chiaki Nonaka, Kotaro Takamizawa 著者 浅野 次義*・加藤 豪人・酒井 正士・辻 敦*・海老名 里夏・野中 千秋・高見澤 康太郎
JOURNAL Japanese Journal of Nutritional Assessment Vol.24(2), 73-78, 2007 機関誌 栄養−評価と治療 Vol.24(2), 73(165)-78(170), 2007
YEAR 2007 CATEGORY 食品/FOOD 
LANGUAGE JPN VIEW  

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