分析試験研究所

高精度の分析技術により研究開発、製造、販売を支え信頼につなげる

分析試験研究所では、理化学と微生物学の両面から研究開発の基盤となる分析技術を開発して、
製品に関する品質の保証や有用性の検証、各種研究を行っています。

研究領域

 ・高感度分析法の開発による製品の機能性解析、作用メカニズムの検証
 ・製品や原材料の品質・安全を保証する分析法の開発
 ・微生物・腸内フローラの解析、腸内環境の分析、シンバイオティクスの有効性検証

製品の品質の保証と有用性の検証

 食品は誰にとっても安全なものでなくてはなりません。安全性の高い製品をお客さまへ提供するために、さまざまな物質を捉える理化学技術を用いて、製造から流通・販売に至るすべてのステップにおいて品質に影響を与える要因を分析し、国内外を問わず製品の品質を支えています。また、特定保健用食品や機能性表示食品に含まれる関与成分の定量や体内動態の測定など製品の有用性の証明に貢献しています。
 微生物分析では、独自に開発した腸内フローラ解析システム(YIF-SCAN®)をはじめとしたさまざまな微生物解析技術を用いて、医療現場におけるプロバイオティクスやシンバイオティクスの効果検証研究を行っています。

フーリエ変換核磁気共鳴装置(FT-NMR)
フーリエ変換核磁気共鳴装置(FT-NMR)
腸内フローラ解析システム YIF-SCANⓇ
腸内フローラ解析システム YIF-SCAN®

研究開発の技術支援

 分析試験研究所は、中央研究所の研究活動に必要な分析技術を開発して、新たな研究シーズの探索や製品開発を支援しています。また、その技術を維持し高める努力を続けながら、ヤクルトグループの事業を支えています。

TripleTOF 6600
液体クロマトグラフ-四重極飛行時間型質量分析計(LC-QTOFMS)
ガスクロマトグラフ-タンデム型質量分析計(GC-MS/MS)
ガスクロマトグラフ-タンデム型質量分析計(GC-MS/MS)
高速液体クロマトグラフ-タンデム型質量分析計(LC-MS/MS)
高速液体クロマトグラフ-タンデム型質量分析計(LC-MS/MS)
ICP-MS
誘導結合プラズマ-質量分析装置(ICP-MS)