非営利法人ヤクルト本社ヨーロッパ研究所

ヤクルトグループのグローバルな研究開発の拠点として、2005年ヨーロッパのベルギー・ゲント市に設立。
海外での治験データ収集やヨーロッパの人々に対するプロバイオティクスの有効性を検証し、
腸内フローラや腸管機能に対する有用性について研究しています。

世界への架け橋となる新たな拠点

 ヤクルト本社は、2005年5月にベルギー王国ゲント市に研究拠点として、非営利法人ヤクルト本社(ヨーロッパ研究所)を設立しました。

 ヨーロッパ研究所ならびにヨーロッパ地域のヤクルトグループが一体となり、当社プロバイオティクスの有効性を広めるために精力的な活動を展開しています。

建物外観写真
非営利法人ヤクルト本社ヨーロッパ研究所(ベルギー・ゲント市)
テクノロジーパーク内 バイオインキュベーター外観
※ヨーロッパ研究所は、同館1階に設置されています。

グローバルな事業展開を支えるヤクルト初の海外研究機関

 ヨーロッパ研究所は、ゲント市の郊外にあるバイオインキュベーター(バイオ関連企業の集合施設)の一角にあります。周囲は閑静な住宅街で、研究活動に取り組むのに恵まれた環境です。

 プロバイオティクス分野におけるリーディングカンパニーとしてのヤクルト本社の使命を今後も果たしていくために、プロバイオティクスの概念が生まれたヨーロッパの地に研究所を設立し、研究活動を行っています。研究のメインテーマは、ヨーロッパにおけるプロバイオティクスの飲用効果の科学的実証を重ねるための、腸内フローラの改善をはじめとする整腸作用の検証です。これら研究データの蓄積により、ヨーロッパ地域だけでなく、アメリカ・アジア地域を含めたグローバルな事業展開への研究基盤の確立を目指します。

非営利法人ヤクルト本社ヨーロッパ研究所

設立:2005年5月
所在地:ベルギー・ゲント市 テクノロジーパーク内
    バイオインキュベーター1階

設立目的

  • ・ヨーロッパでの研究基盤の確立
  • ・ヨーロッパの人々を対象とした腸内フローラの研究

研究領域

プロバイオティクス飲用による腸内フローラや腸管機能に対する効果についての研究

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腸管組織の顕微鏡観察
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次世代シークエンサー