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「健康用語の基礎知識」に新たな健康用語を追加しました

「健康用語の基礎知識」に新たな健康用語を追加しました
 種多様性、クラスター解析、ヒトミルクオリゴ糖、腸炎関連大腸がん、分泌型IgA抗体、炎症、グラム陽性(陰性)菌、FISH法、角層水分含量、乳酸菌発酵エキス、p-クレジル硫酸、変異原性、SSI、周術期、小胞体ストレス

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東北メディカル・メガバンク機構、疾病罹患・生理機能低下と腸内細菌叢との関連性を明らかにする共同研究を開始

東北メディカル・メガバンク機構、疾病罹患・生理機能低下と腸内細菌叢との関連性を明らかにする共同研究を開始

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「ネイチャーカフェ」のイベントレポートが公開されました。

当社と総合科学雑誌「ネイチャー」などを発行するSPRINGER NATUREは、2017年10月13日「健康と疾患における腸内細菌叢の役割」をテーマに「Nature Café(ネイチャーカフェ)」を共同開催いたしました。

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プロバイオティクス飲料の継続摂取が日本人2型糖尿病患者にもたらす効果

~腸管バリア機能強化による慢性炎症の抑制の可能性~

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明日の学びに役立つヤクルト中央研究所からの発信

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免疫④:乳酸菌がNK活性を回復させる?!(後編)

免疫④:乳酸菌がNK活性を回復させる?!(後編)

 L.カゼイ・シロタ株の継続摂取はNK活性の回復に役立つことがわかっています。L.カゼイ・シロタ株はどのようにNK活性を回復させるのでしょうか。

 腸は体全体の半数以上の免疫細胞が集まり、人体最大の免疫器官と言われています。腸に到達したL.カゼイ・シロタ株は、腸に集まる免疫細胞と出会い、その…

 L.カゼイ・シロタ株の継続摂取はNK活性の回復に役立つことがわかっています。L.カゼイ・シロタ株はどのようにNK活性を回復させるのでしょうか。

 腸は体全体の半数以上の免疫細胞が集まり、人体最大の免疫器官と言われています。腸に到達したL.カゼイ・シロタ株は、腸に集まる免疫細胞と出会い、その中のマクロファージという免疫細胞に食べられると考えられます。

 L.カゼイ・シロタ株はマクロファージに食べられても、特有な溶けにくい細胞壁構造を持つため、マクロファージに溶かされにくく、それがマクロファージを効果的に刺激し、結果的にNK活性を回復させると考えられています。

健腸長寿⑧:プロバイオティクスの臨床応用(後編)

健腸長寿⑧:プロバイオティクスの臨床応用(後編)

 生まれた直後に腸の切除手術を受け短腸症になった女の子は、腸炎や敗血症を繰り返し、頻繁に起こる発熱に苦しんでいました。担当医は、その女の子が3歳4か月のときにプロバイオティクスの投与を始めました。投与を始めてすぐに発熱症状が治まり、半年後、女の子の便には、乳酸桿菌やビフィズス菌のような有用菌が多く見…

 生まれた直後に腸の切除手術を受け短腸症になった女の子は、腸炎や敗血症を繰り返し、頻繁に起こる発熱に苦しんでいました。担当医は、その女の子が3歳4か月のときにプロバイオティクスの投与を始めました。投与を始めてすぐに発熱症状が治まり、半年後、女の子の便には、乳酸桿菌やビフィズス菌のような有用菌が多く見られるようになりました。また、投与前に多かった有害菌も激減しました。

 投与から1年後、その女の子の体重は同世代の子どもの標準に達し、普通の食事も摂れるようになりました。プロバイオティクスの投与により、腸内フローラバランスが改善し、腸内環境が良い状態に保たれたことで、女の子の腸は、短いながらも本来の機能を取り戻すことができたのではないかと考えられます。

 医療現場でのプロバイオティクス適用例は、腸を健やかに保つことが体全体を守るためにも大切であることを私たちに教えてくれています。

身近な感染症:ノロウイルス編②

身近な感染症:ノロウイルス編②

 高齢者では、ノロウイルス感染による誤嚥性肺炎や発熱のリスクが高いことが知られています。またノロウイルスの強い感染力により、高齢者施設での集団感染の発生件数が多いことが報告されています。
 順天堂大学による研究で、介護老人保健施設に入所する高齢者(平均年齢84歳)を飲用群と非飲用群の2つのグループに…

 高齢者では、ノロウイルス感染による誤嚥性肺炎や発熱のリスクが高いことが知られています。またノロウイルスの強い感染力により、高齢者施設での集団感染の発生件数が多いことが報告されています。
 順天堂大学による研究で、介護老人保健施設に入所する高齢者(平均年齢84歳)を飲用群と非飲用群の2つのグループに分け、飲用群にはL.カゼイ・シロタ株飲料を1日1本ずつ、10月初めから毎日3か月間飲用してもらい、感染症の発症状況と病状の程度が調べられました。
 感染性胃腸炎の発症状況については大きな差はみられませんでしたが、L.カゼイ・シロタ株飲料飲用群の12月中の37℃以上の発熱日数は平均1.5日、非飲用群では2.9日で、飲んでいた方のほうが短かったのです。
L.カゼイ・シロタ株による発熱作用緩和作用の作用メカニズムとして、L.カゼイ・シロタ株の持つ腸内環境改善作用や免疫力増強作用が、高齢者の抵抗力を高めたためと考えられています。

健腸長寿⑦:プロバイオティクスの臨床応用(前編)

健腸長寿⑦:プロバイオティクスの臨床応用(前編)

 プロバイオティクスとは、健康の維持増進に役立つ生きた微生物のこと。プロバイオティクスは、医療の領域にもその活用の範囲を広げています。ここでは、「短腸症候群(短腸症)」という重度の障害と戦った女の子への適用例をご紹介しましょう。

 短腸症とは、先天的な病気などでやむを得ず腸を切除し、その結果…

 プロバイオティクスとは、健康の維持増進に役立つ生きた微生物のこと。プロバイオティクスは、医療の領域にもその活用の範囲を広げています。ここでは、「短腸症候群(短腸症)」という重度の障害と戦った女の子への適用例をご紹介しましょう。

 短腸症とは、先天的な病気などでやむを得ず腸を切除し、その結果、腸の働きが損なわれてしまう病気です。短腸症患者は、腸の機能が不十分なため、栄養状態が悪くしばしば感染症にかかります。女の子が3歳4か月のときに、この病気と戦うためにプロバイオティクスの投与が始まりました。プロバイオティクスとして選ばれたのは、L.カゼイ・シロタ株とB.ブレーベ・ヤクルト株という2つの有用菌です。

食後の血糖値対策の重要性③

食後の血糖値対策の重要性③

 血糖値の上昇を抑えるのは、すい臓から分泌される“インスリン”というホルモンです。過食や肥満は、インスリンの働きや分泌量の低下をまねくとされ、すい臓に負担をかけ糖尿病を重症化させることにつながります。食後の急激な血糖値の上昇をいかに抑えるかが大切になっています。 “生活習慣病予防”において食後の急激…

 血糖値の上昇を抑えるのは、すい臓から分泌される“インスリン”というホルモンです。過食や肥満は、インスリンの働きや分泌量の低下をまねくとされ、すい臓に負担をかけ糖尿病を重症化させることにつながります。食後の急激な血糖値の上昇をいかに抑えるかが大切になっています。 “生活習慣病予防”において食後の急激な血糖値の上昇を抑えることは、糖尿病だけではなく、高血圧、心筋梗塞あるいは脳卒中などの循環器系疾患の発症リスクも下げるとの報告があります。
 食後血糖値を上手にコントロールすることが、“生活習慣病予防”においてますます重要であると考えられており、食後血糖値の上昇を穏やかにすることができれば、インスリンの分泌に負荷がかからず、やがて血糖のコントロールがうまくできるようになります。
 血糖値やメタボが気になる方、健康生活の力強いサポートとして、さっそく今日から「グァバ葉茶」生活を始めましょう!

腸内フローラ④:ヤクルトの取り組み(後編)

腸内フローラ④:ヤクルトの取り組み(後編)

 ヤクルトが独自に開発した腸内フローラ解析システムYIF-SCAN®は、腸内フローラを構成する主要な菌だけでなく、感染症を引き起こす日和見菌のような少数派の菌まで、感度よく定量できる特長をもちます。
 YIF-SCAN®による、健康なヒトの腸内フローラ解析…

 ヤクルトが独自に開発した腸内フローラ解析システムYIF-SCAN®は、腸内フローラを構成する主要な菌だけでなく、感染症を引き起こす日和見菌のような少数派の菌まで、感度よく定量できる特長をもちます。
 YIF-SCAN®による、健康なヒトの腸内フローラ解析データから、菌種ごとに日本人の標準値を設定できることが分かってきました。また、順天堂大学との共同研究では、2型糖尿病患者と罹患していないヒトの腸内フローラ構成の違いを見出し、患者の血液からは、生きた腸内細菌が高頻度に検出されるという驚きの結果が報告されました。そして、国立精神・神経医療研究センターとの共同研究では、うつ病患者の腸内フローラ解析を行い、うつ病患者は健康な人と比べて、ビフィズス菌などの有用菌が少ないことを世界で初めて明らかにしました。
 今後は、YIF-SCAN®とメタゲノム解析のそれぞれの特徴を生かした相補的な研究により、腸内フローラとヒトの健康との関わりが更に解き明かされていくものと期待されています。

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ヤクルト中央研究所について

食品研究所

食品研究所

食品研究所では、健康やQOL(Quality of Life)向上に寄与できる付加価値の高い新たな機能をもつ
食品を開発することを目的に、基礎研究の成果や当社独自の研究資産を生かして、
食品素材の有効性や栄養機能の評価、生物工学的技術を利用した応用化研究を行います。…

食品研究所では、健康やQOL(Quality of Life)向上に寄与できる付加価値の高い新たな機能をもつ
食品を開発することを目的に、基礎研究の成果や当社独自の研究資産を生かして、
食品素材の有効性や栄養機能の評価、生物工学的技術を利用した応用化研究を行います。

基盤研究所

基盤研究所

 基盤研究所は、腸内細菌と宿主の生理機能との関わり合いを解明することにより、「健腸長寿」の科学的根拠を立証し、製品素材の予防医学的価値を生み出すことで、ヤクルト独自の開発研究を根底から支えています。…

 基盤研究所は、腸内細菌と宿主の生理機能との関わり合いを解明することにより、「健腸長寿」の科学的根拠を立証し、製品素材の予防医学的価値を生み出すことで、ヤクルト独自の開発研究を根底から支えています。

研究所の主な成果

研究所の主な成果

 研究拠点を京都から東京都・国立市に移転した1967年以降の主な研究成果をご紹介します。…

 研究拠点を京都から東京都・国立市に移転した1967年以降の主な研究成果をご紹介します。