アレルギー②:アレルギーの種類


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アレルギーの種類と原因

 代表的なアレルギーとして、アレルギー性鼻炎・結膜炎、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、食物アレルギー、アナフィラキシーなどが挙げられます。それぞれの症状や原因について紹介します。

アレルギー性鼻炎・結膜炎

 アレルギー性鼻炎・結膜炎は、一年を通じて症状が認められる「通年性アレルギー」と、一定の時期だけに症状が認められる「季節性アレルギー」に分けられます。いずれも、目や鼻などから体内に入ったアレルゲンを異物として認識し、過剰に反応することで生じるアレルギーです。異物を体外に排除しようとして、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状があらわれます。
 通年性アレルギーでは、ダニやホコリ、ハウスダストなどが主な原因になります。
 季節性アレルギーは、スギやヒノキなどの花粉が原因で、その花粉の飛散に伴い症状があらわれるため、花粉症とも呼ばれています。花粉飛散量の増加などの環境要因の他、遺伝的要因や免疫機能のバランスの乱れなども発症に影響を及ぼします。

鼻をかむ人の写真

アトピー性皮膚炎

 アトピー性皮膚炎は、皮膚にかゆみを伴う湿疹症状を繰り返すアレルギーです。皮膚のバリア機能の低下により、皮膚から侵入したチリやホコリ、細菌等に対してアレルギー反応が誘発されることが原因で発症します。発症には、アトピー素因(アレルギーを起こしやすい体質)だけでなく、過労やストレスなども影響することが知られています。

皮膚のかゆみを手で掻く写真

気管支喘息

 気管支喘息は、ダニやホコリ、カビ、ペットの毛などを吸い込むことにより、呼吸器官で生じるアレルギーです。アレルギー反応で気道に炎症が起きることで気道が狭くなり、呼吸時にヒューヒュー、ゼーゼーといった音が聞こえる喘鳴(ぜんめい)や呼吸困難などの発作が生じることがあります。

食物アレルギー

 食物アレルギーは、卵や大豆、小麦、乳製品など、ある特定の食べ物を食べたり、触れたりした際に生じるアレルギーです。皮膚症状(かゆみ、じんましん、むくみ、発赤、湿疹)、呼吸器症状(咳、息苦しさ、喘鳴、くしゃみ、鼻水、鼻づまり)、消化器症状(下痢、吐き気・嘔吐、血便)など、身体のさまざまな臓器に症状があらわれます。

アナフィラキシー

 アレルギーの症状が全身にあらわれ、急速に進行することがあります。このような状態はアナフィラキシーと呼ばれます。血圧が急激に下がり、生命に危険が及ぶ場合もあります。