免疫⑤:乳酸菌が上気道感染症の発症を抑える!?(前編)
私たちに身近な感染症のひとつ「上気道感染症」
上気道感染症は、ウイルスや細菌などの病原体が上気道(鼻腔~喉頭)の粘膜に感染して炎症が起こり、喉の痛み、鼻水、くしゃみ、鼻づまりなどの症状があらわれる疾患の総称です。かぜ症候群(いわゆる"風邪")や季節性インフルエンザなどが含まれ、私たちに身近な感染症のひとつです。
L.パラカゼイ・シロタ株で上気道感染症の発症を抑える
風邪が流行する1~2月に 、L.パラカゼイ・シロタ株による上気道感染症の発症への影響を調べました。風邪をひきやすいと認識している健康なオフィスワーカーを対象として、L.パラカゼイ・シロタ株を400億個含む飲料 を飲用するグループ(L.パラカゼイ・シロタ株含有飲料群)と、L.パラカゼイ・シロタ株を含まない飲料 (対照飲料)を飲用するグループ(対照飲料群)に分け、 毎日1本、28日間飲んでもらいました。
解析の結果、L.パラカゼイ・シロタ株含有飲料群では、上気道感染症症状の現れる割合が対照飲料群に比べて有意に低いことが分かりました1)(図1)。
このように、L.パラカゼイ・シロタ株含有飲料 の継続飲用は、上気道感染症の発症を抑え、人の健康維持に役立つことが示されました。
※本ページに記載のL.パラカゼイ・シロタ株の旧名称は、L.カゼイ・シロタ株です。
【参考資料】
1) Naito T et al. Lacticaseibacillus paracasei strain Shirota suppresses upper respiratory tract infections and activates mononuclear phagocytic cells in healthy Japanese office workers: a randomized, double-blind, controlled trial. Biosci Microbiota Food Health. 2025;44(3):215-226.

