上気道感染症
ウイルスや細菌などの病原体が上気道(鼻腔~喉頭)の粘膜に感染して炎症が起こり、鼻水、くしゃみ、鼻づまり、喉の痛みなどの症状があらわれる疾患の総称を、上気道感染症と呼びます。最も多いのがウイルス感染によって起こるかぜ症候群(いわゆる風邪)です。毎年主に冬~春にかけて流行する季節性インフルエンザも上気道感染症に含まれます。一方、病原体が下気道(気管~細気管支)に感染することにより、せき、たん、呼吸苦などの症状があらわれることを下気道感染症と呼びます。
一般的なかぜ症候群は、体力があれば自然に治癒し1週間程度でよくなりますが、高齢や持病などにより免疫機能が低下している場合は重症化する可能性があります。手洗い・うがいをする、バランスのとれた食事を摂る、十分な睡眠を取る、などの習慣をつけて、日ごろから感染予防を心がけることが大切です。

(2025年7月時点)
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