レム睡眠・ノンレム睡眠
睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠の役割の異なる2種類の睡眠状態に分けられます。レム睡眠は閉じたまぶたの下で眼球がきょろきょろ動いている急速眼球運動(rapid eye movement :REM)を伴う睡眠であることから名づけられました。レム睡眠の時、身体は休息した状態ですが、脳の活動は起きている状態に近く、記憶の整理などを行っていると考えられています。ノンレム睡眠はレム睡眠ではない眠りという意味で、脳が休息状態で眠りの深さによって3段階または4段階に分類されます。一晩の眠りではノンレム睡眠とレム睡眠が交互に現れる状態が数回繰り返され、正常な睡眠の場合には入眠初期に深いノンレム睡眠が観察され、明け方に向けてレム睡眠が長くなって、目覚める準備が整います。
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