放射能
放射能とは原子核が崩壊して放射線を出す能力のことを言い、放射能の強さは1秒間に崩壊する原子核の数(単位はベクレル(Bq))で表します。
人は宇宙や大地から来る微量の放射線にさらされており、通常は年間1~2ミリシーベルト(mSv)程度の被ばくを受けます。シーベルトという単位は人体が放射線にさらされる時の影響の程度を示すものです。放射線を一度に大量にあびると人体に影響が出てきますが、数百mSv以上の被ばくを受けた場合に影響があり、7,000 mSv以上の被ばくで99%の人が死亡し、4,000 mSvでは半数の人が死亡します。500~2000 mSvでは悪心、嘔吐、リンパ球減少、眼球水晶体混濁といった症状が出ると報告されています。しかし、100 mSv以下の影響については良く分かっていないのが実情です。プロバイオティクスが直接放射線を防ぐことはありませんが、大量被ばくさせて腸に障害を起こさせた動物においてプロバイオティクスは腸内の有害菌による感染を防ぐ効果があることが確認されています。放射線や放射性物質は原子力発電だけでなく、医療、工業、農業等さまざまな分野で利用されています。
(2023年4月時点)
“放射能”の関心度
「放射能」の関心度を過去90日間のページビューを元に集計しています。
3か月前
今日