乳酸菌発酵エキス
乳酸菌発酵エキスは、脱脂粉乳水溶液を乳酸菌(Streptococcus thermophilus)で発酵し、固形物をろ過したエキスで、皮膚本来が持つうるおい成分(天然保湿因子)である乳酸やアミノ酸を含んでいます。このエキスは、皮膚の水分量を保つ「保湿作用」、皮膚のシミ・くすみの原因となる活性酸素を除去する「抗酸化作用」、肌アレにつながる皮膚の有害菌の増殖を抑える「pHコントロール作用」があり、化粧品素材として利用されています。近年の研究により、S. thermophilus YIT 2084で発酵したエキスは、従来のものよりも高い保湿作用をもつことが見いだされました。さらに、このエキスは、皮膚の細胞をダメージから守る「肌ストレス保護作用」と、皮膚のハリ・透明感の低下の原因となるタンパク質と糖の結合を抑える「抗糖化作用」も有することが明らかになっています。
(2023年4月時点)
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