コレステロール
コレステロールは、ヒトにおいて細胞膜に必須の成分であり、ステロイドや胆汁酸の原料になる重要な物質です。血中にはタンパク質と脂質の複合体であるリポタンパク質が存在しており、コレステロールを末梢組織に輸送する働きを持った低密度リポタンパク質(LDL)、逆に余分なコレステロールを末梢から除去する高密度リポタンパク質(HDL)が存在しています。臨床的には、LDLコレステロール値が高すぎる場合やHDLコレステロール値が低すぎる場合、動脈硬化性疾患の発症リスクが高いと考えられています。
【関連文献】
都築 公子ら. 大豆タンパク質を含む調整豆乳摂取がコレステロール高値者の血清脂質に及ぼす影響. 健康・栄養食品研究,7:43-56(2004)
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