プラセボ対照二重遮蔽二群並行試験
被験者が摂取する被検物質において、効果の判定をしたい成分を含まずに外観、味などが被検物質と見分けがつかないものをプラセボ(擬似物質)といいます。被検物質の効果を客観的に判定するために、被験者、試験実施者および解析担当者は、どの物質(被検物質もしくは擬似物質)を摂取しているかを試験が終了するまで秘匿されています。被験者と試験実施者および解析担当者がともに秘匿されていることから二重遮蔽※と呼ばれています。被験者のみが秘匿状態である場合は一重遮蔽※といいます。
二群並行試験とは、被験者をランダムに二群に分け、一群は被検物質を、もう一群は擬似物質を同時に摂取する試験を指します。同じ被験者が被検物質と擬似物質を異なる時期に摂取する試験はクロスオーバー試験と呼ばれています。
プラセボ対照二重遮蔽※二群並行試験は、被験者や評価者によるバイアスを少なく出来る質の高い試験として認識されています。
※遮蔽:「盲検」とも言いますが、最近では「遮蔽」を使用する場合もあります。
(2023年4月時点)
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