日和見感染症
日和見感染症は、がん、AIDS(エイズ)、または抗がん剤による治療や抗菌薬の長期服用などにより免疫機能が低下している人において生じる、健康な状態では感染しないような弱い病原性の微生物による感染症のことを言います。また、このような感染し易い状態にある人のことを易感染宿主(コンプロマイズドホスト)と呼びます。
日和見感染症の主な原因として、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌、緑膿菌、ディフィシル菌などの細菌、カンジダやアスペルギルスなどの真菌、ヘルペスやサイトメガロウイルスなどが知られています。これらの微生物による日和見感染症は、宿主の免疫機能が著しく低下していることから、難治性であり、重症化しやすいため、注意が必要な感染症です。
(2023年4月時点)
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