豆乳・発酵豆乳
大豆製品である豆乳は、大豆たんぱく質やイソフラボンなどの機能性を持った成分が豊富に含まれていることから、代表的な機能性食品として有名です。古くから豆腐の材料として用いられていたものの、飲料としての認知度は低く、1980年代前半の豆乳ブームをきっかけに広く知られるようになりました。風味等の面からその後しばらく低迷状態が続いていましたが、風味の改善や大豆の機能性を示すさまざまな検証結果が出てきたことで、現在では先のブームを上回る生産量になっています。
さらに最近では、豆乳を乳酸菌やビフィズス菌で発酵させた発酵豆乳も注目され始めています。使われる乳酸菌やビフィズス菌の種類によって大きく異なりますが、豆乳に比べ発酵豆乳では風味や機能性が向上することが知られています。特に機能性に関しては、豆乳中のイソフラボンがより吸収されやすい形に変わり※、機能性が向上することが明らかとなっています。
※発酵することで体内に吸収されやすいイソフラボンアグリコンが増加する。
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(2023年4月時点)
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