敗血症
敗血症とは、血液中に病原体が入り込むことで引き起こされる、重篤な全身感染症です。敗血症を起こす感染症として、尿路感染症や肺炎、腹膜炎などがあります。
典型的な症状として、発熱、脱力、心拍数の増加、呼吸数の増加、白血球の増加などが見られ、多臓器不全により死に至ることもあります。免疫抑制剤を投与されている人、放射線治療を受けて白血球の数が低下している人、さらに、低出生体重児や高齢者、手術後患者は、敗血症にかかりやすいと言われています。敗血症に似た言葉として、菌血症がありますが、傷口などから細菌が血液中に侵入しただけの状態を指し、敗血症とは区別されます。
(2023年4月時点)
“敗血症”の関心度
「敗血症」の関心度を過去90日間のページビューを元に集計しています。
3か月前
今日