大腸がん
大腸がんとは、大腸(盲腸、結腸、直腸)に発生するがんであり、肛門に発生するものを含めることもあります。多くの大腸がんは大腸ポリープから発生します。ポリープはキノコのような形をしていて、通常は腺腫とよばれる良性腫瘍です。
しかし、そのうちの一部は時間が経つとがんの一種である腺がんに進行します。また現在は、ポリープ由来でない平坦な病変や陥凹性病変から進行大腸がんになることがあることも明らかになっています。
年齢別に見た大腸がんの罹患率は、50歳代付近から増加し始め、高齢になるほど高くなります1)。また、大腸がんの罹患率、死亡率はともに男性の方が女性に比べて高く、結腸がんより直腸がんにおいて男女差が大きい傾向があります2)。大腸がんの症状は、血便、細い便、残便感、腹痛、下痢と便秘の繰り返しなど、排便に関する症状が多いのが特徴です。
【参考】
1) 国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(全国がん登録)(2023年4月時点)
2) 国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(厚生労働省人口動態統計)(2023年4月時点)
(2023年4月時点)
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